近江八幡 里山ハイキング コースガイド
歩行時間:約2時間10分

Location

日牟禮八幡宮横の山道(または八幡公園)から八幡山、八幡城址、北之庄城跡、望西峰を経由して尾根伝いに百々神社(ももじんじゃ)の左手脇に至るハイキングコース。
八幡山から縦断コースの道中では、琵琶湖・比良山系、城下の八幡堀や近江商人の町並み、重要文化的景観の第一号の西の湖や里山を中心とした水郷風景、近江平野の田園風景を眼下に眺望できます。八幡山へはロープウェイを利用することも可能です。

八幡山は、1585年に豊臣秀次がその居城を築いた事で知られており、今でも本丸・西の丸・北の丸・出丸等の石垣が残されています。八幡山城は南北に3kmの規模を有し、現在は陸の独立丘ですが、築城当時はその東西に内湖を持ち、南に広がった平野部に城下町を配し、1585年(天正13)、豊臣秀次[1568年(永禄13)~1595年(文禄4)]により築かれました。八幡堀をめぐらして、防禦と同時に運河としての活用を重視し、それまでの防禦一辺倒から領国経営、商業等に視点をおいた新たな城として位置づけされています。
山頂には、秀次の菩提寺の瑞龍寺があり、毎日大勢の観光客がロープウェーで山頂からの眺めを楽しんでおられます。


[Download]八幡山縦走ハイキング ガイドマップ (PDF)

                                           

コースの注意点

  • 登山前に地形や位置関係を頭に入れておき、登山時には必ず地図とコンパスを携帯すること。
  • 緊急時の連絡のためにも、常に現在の位置と地名を把握すること。
  • 雨具・非常食・懐中電灯は非常時の備えとして必ず携行すること。
  • 縦断コースの登山道以外に入ると迷いやすいので、登山道のみを歩くこと。
  • 8月から9月にかけてはスズメバチが攻撃的になるため、正しい知識と充分な装備を持って自己防衛すること。
  • 動植物の採取などは行わないように自然のまま保護し、持ってきたゴミは必ず持ち帰ること。